さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
【書籍説明】
不労所得。
近年はこれに夢中になる人が増加している。
その理由はいくつか挙げられるが、大きく分けると2つに分かれる。
一つは現在の収入だけでは不安であるため、もう一つは仕事そのものをしたくないというものだ。
特に後者の理由で不労所得に夢中になっている人が多いように思われるが、私はこのことを非常に心配する。
収入に対する感覚が幼稚な人が、近年は多すぎる。
特に若い世代に、しかも日本で「好きなことだけをして稼ぐ」という風潮が広がっているのは問題だ。
ビジネスと収入という2つの魅力的な言葉に翻弄されて、私たちは大切なものを今、失いつつあることにどれだけの人が気を留めることができるだろうか。
魅力的であるには訳がある。
だが、それがいつもポジティブで正しいものであるとは限らない。
もしあなたが本当に真の豊かさを望む人であるならば、美しいものが正義であるかのように語る現代の世論に対して疑問を投げかける私に賛同して欲しい。
真実の入り口は大抵狭く、その道を歩む最初の人たちは大抵迫害を受けるものだ。
だが、そのリスクをあえて負うからこそ、本当の意味で社会に益をもたらすことができる「成功者」だと気づいて欲しい。
【目次】
1.近年の不労所得の認識
2.近年の不労所得がもたらす未来
3.私たちが不労所得を求める本当の理由とは
4.「不労」の裏に隠され… 以上まえがきより抜粋