さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
【書籍説明】
恐らくこの本を手にしたのは愛着障害の疑いや機能不全家族で育ったという自覚があるからでしょう。
そして愛されているという安心感を十分に感じることのできないまま大人になり、子どもを授かったために、愛し方をわからず日々子育てに葛藤を抱えているでしょう。
人間らしく生きていくために、また人格を作る基盤として「安定した愛着」も持つことは最も大切です。
さらに愛着スタイルは世代間連鎖しやすいと言われています。
もし親となったあなたが不安定型の愛着スタイルを持っているなら、それは子どもにも引き継がれることがあります。
「自分が傷ついたからこそ、子どもには幸せになってほしい」そう願う方も多いのではないでしょうか。
ですが自分の果たせなかったことを子どもに期待しすぎてはいけません。
子どもの幸せを願うのであれば、まずは自分自身が自己の愛着スタイルと向き合い、子どもの成長とともに親として成長していく姿勢を忘れてはいけません。
本書では、愛着に悩む多くの人が子育てや家族の在り方に希望を持ってほしいという筆者の思いを込めて書かせていただきました。
この本が母として、父としての子育ての在り方考えるきっかけになれば幸いです。
【目次】
愛と家庭
子育ては誰が行うのか
家族は子どもの最初の社会
子育てしにくい現代社会
期待され過ぎる子どもたち
共依存する親子
必要なのは母性… 以上まえがきより抜粋