さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
【書籍説明】
本書は、学校や塾などで日常的に子どもたちに勉強を教えている先生方に向けて執筆されています。
「宿題をやってこない」「だんまりを貫き通す」「大人しくしていられない」「字が汚い」「テストがいつも白紙のまま」「叱っても効果がない」……。
教育現場にいるとこのような子どもに出会うことは稀ではないでしょう。
そうした子どもたちに対して、思わず頭を抱えて大きな溜息をついてしまうことってよくあるのではないでしょうか。
結論を先に話してしまうと、そうした子どもたちは大人に対して不信感を抱き、心を閉ざしているがために、話を聞かなかったり忠告を無視したりします。
そこに対して先生がいくら叱っても逆効果です。子どもの意識を勉強に向けさせるためには、
大人の側が態度を変え、子どもをひとりの人間として尊重し、子どもの思考のプロセスをよく観察して、
子どもと一緒になってその子に最適な勉強方法を考える、ということが必要になってきます。
本書では、筆者が実際に塾講師として経験してきた事例をもとにこれらの問題、
特に最初の「大人の側が態度を変え」「子どもをひとりの人間として尊重する」という点について考えていきたいと思います。
【目次】
第一部 子どもに対する色眼鏡を外そう
第一章 表面上の問題に囚われず、問題の本質・問題の原因をよく見極めるべし
第二章 課題を完遂してこないのは課題を出す側にも問題があると肝に銘ずるべし
第三章 生… 以上まえがきより抜粋