さっと読めるミニ書籍です(文章量14,000文字以上 15,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の28ページ程度)
【書籍説明】
私は生まれたときから末っ子でした。
三兄弟の長女として生まれた私には二人の兄がいて、それぞれ長兄とは七つ、次兄とは五つ離れていました。
年の差があるせいか兄弟げんからしいものはほとんどなくて、大抵の場合甘やかされていたような記憶があります。
私も私で兄が好きな妹でしたから、とてもよく懐いていました。
しかし同じ家で生まれ育った二人の兄はそれぞれ性格や考え方、生き方が全然違いました。
もちろん違う人間なのだから違うのは当たり前のことではあるのですが、
たとえばテレビを見ていて笑うツボが似ていたりするとやはり二人も同じ血を分けているのだと思い知ります。
そして同時に、二人の違いもより浮き彫りになっていくのです。
その二人の背中を見て生きてきた私は、もれなく二人の影響を大いに受けて育ってきました。
【目次】
『兄弟』というものについて思うこと
長兄と私
次兄と私
長兄と私ー憧れの背中ー
次兄と私ー頼もしい背中ー
長兄から学んだこと
次兄から学んだこと
兄弟にコンプレックスを抱いている人へ
【著者紹介】
新名ハチ子(ニイナハチコ)
犬、特に大型犬が好き。主食は卵かけごはん。
… 以上まえがきより抜粋