さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
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是非、お試しください。
【書籍説明】
空想討論の世界へようこそおいでくださいました。
古今東西の哲学者が時空を超えて語り合う架空の世界、このたびのテーマは「近代哲学の父」デカルトです。
哲学の歴史は批判の歴史でもあります。すべての哲学者たちは先人に学び、やがて自分の学説で先人を乗り越えるために批判を行ってきました。
それにしても、デカルトほど後世に多大な影響を与え、そして大量の批判を浴びた哲学者はほかにいないのではないでしょうか。
デカルト批判はかなり広範囲に及んでいます。ほぼ同時代人のホッブスやガッサンディ、スピノザといった人たちから、
ごく最近ではラッセルやヴィトゲンシュタインまで及んでいるのです。
これほど多くの人たちに批判されたということは、裏を返せばそれだけ多くの哲学者たちに読まれ、愛されたということで、
やはりデカルトは偉大だったと思わざるをえなくなるわけです。
哲学を学ぶ学生が必ず最初に読むというデカルト。
その真価を、批判者たちと一緒に考えていきたいと思います。
【目次】
プロローグ
デカルト思想の概要
「われ」の存在証明の否定
信仰の問題
カントによる神の存在証… 以上まえがきより抜粋