さっと読めるミニ書籍です(文章量20,000文字以上 25,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の40ページ程度)
【書籍説明】
社会であれ組織であれ要は人である。
しかし、人の上に立つようになって初めて、人を育てることがいかに大変であるかがわかる。
それは、子をもつ親も同じである。
筆者が人生の壁に突きあたるたびにひも解き、励まされてきたのが、頭山満の生き方である。
頭山満とはいったい誰なのか?
大アジア主義者であり、在野の国士である。
一方で、人材育成者の顔をもつ。
昭和の哲学者、中村天風を初め、有名無名を問わず、各界に多くの人材を輩出した。
彼らに伝えたのが、「一人でいても淋しくない人間になれ」というメッセージであった。
本書では、この言葉の意味するところはなんであったのか?なぜ伝えたのか?
さまざまな方向から考えることで、頭山満・人材育成術の奥義にせまる。
本書を読むことで、とくに上司、教師、親…人を育てる立場にある人の心は少し軽くなるであろう。
なぜならば、頭山の教えは、人間の本質をついているからだ。
彼が指し示した方向をヒントに、自分ができることを実践していけば、人を育てるとともに、
いつのまにか自分も育てられていることに気づくであろう。
【著者紹介】
冨嶽百太郎(フガクモモタロウ)
フリーライター、放送作家
1964年生まれ。東京都清瀬市出身。
1987年玉川大学工学部経営工学科卒業。
1989年より放送作家(構成、脚本)。
ドキュメンタリー、情報番組、アニメーション、… 以上まえがきより抜粋