さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
「役立つ」「わかりやすい」「おもしろい」をコンセプトに個性あふれる作家陣が執筆しております。
自己啓発、問題解決、気分転換、他の読書の箸休め、スキルアップ、ストレス解消、いろいろなシチュエーションでご利用いただけます。
是非、お試しください。
【書籍説明】
ライフイベントの中には、決して後には引けなくなるものが幾つも存在する。
進学、就職、結婚・・・世の中で偉人と言われている人たちは皆一様に苦境に陥る段階を乗り越えて名声を得たのだ。
歴史上の人物が名を成す時に最も逆風が激しかったのは、反乱を起こした時であろう。
王朝の開祖と呼ばれた人物は、その殆どが仕えていた人物や王朝、そして組織を倒して頂点に立っている。
中国の南北朝時代随一の梟雄・侯景もまた属していた同志たちを裏切り、家族を捨て、住み慣れた故郷を離れて一大決起を決意した。
主君と仰いだ高歓の子・高澄によって妻子を殺されてもなおその決意が揺らぐことはなかった。
前作「宇宙大将軍 侯景の乱 前編」では、侯景が生まれてから乱を起こすまでの各国の情勢を紹介し、乱の背景となる人間模様について迫った。
今回、後編では侯景の乱の経緯と各国にもたらした影響、そして乱に関係した人たちの顛末を見ていきたい。
【目次】
●「侯景の乱」 =四面楚歌の梟雄=
●「皇帝菩薩の最期」 =蕭衍・死に際の意地=
●「宇宙大将軍」 =彗星の如き漢帝・侯景=
●「宇宙の塵」 =侯景の… 以上まえがきより抜粋