さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)=紙の書籍の30ページ程度)
【書籍説明】
モラハラ夫は、私の父でした。幼い頃から両親の喧嘩が絶えず、なんと酷い親だろうと子どもながらに思っていました。
ところが、大人になってから、そんな家庭環境を作った原因は父だと分かりました。
母が私を妊娠したころからモラハラは始まっていました。「つわりは病気じゃない」と妊娠初期に怒鳴りました。
信じられない言動はそれだけではありません。しかし、後になって「あれは本心ではない」と本人は言います。
今では、父は実家に帰り、私たちとは別居しています。穏やかに過ごせるようになり、母はやっと自分の人生を歩み出したかのように見えます。
しかし、昔から受けてきた心の傷は、簡単には癒せないようです。
モラハラの一番厄介な特徴は、本人がモラハラと気づいていないことです。
いかに自分が正当で、周囲の人たちが間違っているかを主張します。
モラハラを受けている人は、しだいに自分が悪いのではと考えます。
もはやモラハラに対抗しても無駄と思うようになります。
この体験談は、モラハラを受け苦悩を抱えている方々が、自分を責めるのを止めていただきたいと思いながら執筆しました。
そして、新たな人生へ踏み出す方法を伝えられると信じています。… 以上まえがきより抜粋