さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
茶道の大家千利休の教えを和歌の形にした『利休道歌』に「規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても 本を忘るな」という一首があります。
「守る」「破る」「離れる」とは、修行における段階、習い事の神髄を示したものです。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
「決まりや作法を守り身につけ、改善・改良のために型破りをしても、元の型から離れて新たな型を創造したとしても、基本の型を忘れてはいけない」という教えです。
世の中には様々な思惑を抱え虎視眈々と自分の世界を築こうとうごめいている方々が多く彷徨っております。
デビューからの最初の六年間で何とか慣れて溶け込み、次のステップとして飛躍に向け自分の世界を構築していく。
一般社会人で自分らしさを確立し世界に羽ばたく為の書として、凡人の大先輩からの「転ばぬ先の細い杖」として活用してもらえれば幸いであります。
【目次】
第一の部屋「不動心を磨け!」
・好き・嫌い・どちらでもない?
・現実に流されないで!
・人を観察して見抜く目を養おう
・どんな状況下にあっても明るさを失うな
第二の部屋「見た目力を磨け!」
・態度や身なりは清潔で爽やかが基本
・常に何かを考えながら族
・細切れ時間の活用方法
・自分らしさの発揮方法
第三の部屋「意思表示力を磨け!」
・返事と意思表示は明確に
・若さは最大の武器として生かそう
・学ぶ姿勢を忘れずに
・まじめな雑談力を鍛えよう
第四の部屋「思考力を磨け!」
・まずは考える葦になれ!
・どんなキャラなのか明確に!
・得意なスキルを身につけ発揮
・じっくり考えズバリ進めろ
第五の部屋「想像力を磨け!」
・経験からまだ見ぬ世界を想像
・評価される人になれ
・出過ぎた杭になれ
・着実な成長を楽しもう