さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
鍼(はり)とお灸(きゅう)の治療と聞いて、みなさんは何を思い浮かぶでしょうか?
「痛そう。熱そう。怖い。何をされるかわからない。」このように不安に思うかもしれません。
本書は、鍼とお灸に興味のある方や鍼とお灸の治療が未経験の方に、鍼灸(しんきゅう)の世界を身近に感じてもらえるように、簡単にわかりやすくお伝えします。
著者は、鍼灸専門学校で学び国家試験に合格、鍼灸師として20年以上経ちます。
「鍼灸師」ですが、正確には「はり師」「きゅう師」の二つの資格免許保持者です。
そんな著者の私が日頃から感じていることは、病気だけでなく元気が出ない時や不調がある時などにも、鍼灸治療を「手当てのひとつ」として、治療の選択肢や補助的な治療にしてほしいということです。
痛いところをあたたかい手でやさしく撫でられたり、触れられると不安感が落ち着いたという経験をされた方もいることでしょう。
鍼灸もその延長線上だと思っています。
不安や恐怖心があるのならまずそれらを取り除いて、数千年前から続いている鍼灸とは一体何か、未知なる世界や魅力をぜひ感じてほしいです。
本書をきっかけに鍼灸治療を受けてみようと思う方や実際に受けて効果を感じた方がいましたら、鍼灸がもっと日常に浸透するのではないかと、そんな未来に繋がることを願っています。
【目次】
鍼は痛い?お灸は熱い?どんなことをするの?
鍼とお灸にはどのような効果があるのか?
目に見えない気やツボとはなに?よく耳にする気血水とは? 経絡とは?
鍼灸の切診(脈診、腹診、切経)と治療法
鍼とお灸のこれから
【著者紹介】
スズキマコ(スズキマコ)
著者は、足裏のツボ療法を学びツボに魅せられ鍼灸師になりました。整骨院、鍼灸院での勤務を経て開業をしました。
20年以上の経験をもとに、現在は一人一人の治療時間を大切に往診治療をしています。リラックスできるように心と体にやさしい治療を目指しています。