まえがきより
私は幼稚園に通う娘と乳児を持つ母親です。主人の父と母にはいつも愛情を持って子どもたちに接していただき本当に感謝しています。私自身の祖父は生まれる前に他界しておりずっとおじいちゃんという存在に憧れていました。両親以外に無償の愛情と時間を注いでくれる祖父母の存在は子どもたちの成長において精神的な大きな支えとなることでしょう。
その上でおじいちゃん世代の方にお願いがあります。それは孫との遊びの選択肢にお菓子作りを取り入れて頂けないかということです。おばあちゃんではなくおじいちゃんにお願いをしたいのです。その理由は本著のなかで詳しく述べますが、料理経験のない方も是非一度挑戦してください。
実際に父が娘とクッキーを作った様子をご紹介いたします。そこからは料理初心者がつまずくポイント、娘の反応、家族にもたらした効果などをお伝えします。
父と娘が焼いたクッキーはどこの有名店のものよりも美味しい特別なものでした。週末や長期休みなど2時間くらい時間が取れるときにおじいちゃんと孫のパティシエに変身してみてください。… 以上まえがきより抜粋