まえがきより
会社からの帰り道、一人の部屋に帰ったとき、夜布団に入ってから…
猛烈につらい思いがこみ上げてきて、泣き出してしまったことがあなたにも一度はあるだろう。
私も一人になったときふいに、足元が崩れていくような感覚を味わったことがあった。
何をしてもダメで、今までそれなりに自分は誇れる生き方をしてきたつもりなのに、それがすべて仇になって返ってきた。
自分の精一杯は、他人から見たら努力不足に見えていたことが、本当につらかった。
本書は私と同じような経験、思いをした人に贈りたい一冊だ。
私は自分の生き方に自信があったからこそむしろ簡単にくじけた。
しかも落ち込むたびに人生を最初からひっくり返して、どこで躓いたのかを探すようなことをしていた。
だが、こうしてまた再び立ち上がることができた。
落ち込むたびに色々なことを考えた。
その時々によって自分を甘やかすようなことを考えたり、逆にストイックに生きようと考えてみたりしたが、その中でも落ち込んだ私の前に道が開いた瞬間をご紹介したい。
少しでも自信をなくしたあなたのその心の靄が晴れればいいと願っている。… 以上まえがきより抜粋