まえがきより
「心理学」という言い方をすると何だか小難しい内容を思い浮かべてしまうかもしれないが、その中身はふだんの生活の中で知らず知らずのうちに使っている知識も多い。
実際に聞いてみれば「ああ、なるほど」と納得してしまうものもたくさんある。
実は心理学とはそれくらい身近なものであるのだ。
難しい事柄は一切本書には書いていない。
あまりに専門的過ぎる内容になってしまっては普遍的に役立つとは言いにくいからだ。
言うなれば本書で紹介するのは心理学を好む人間であれば知っているような「浅い知識」がほとんどだ。
だがこの浅い知識を知っておくことでその後の対人関係が有利になっていくことが期待できる。
もちろん、職場内での人間関係、また業務全般に対してプラスの効果を出すことも十分に可能だ。
心理学の知識というのは浅いところまでであればそのくらい理解しやすく、また活用できるものだということだ。… 以上まえがきより抜粋