ビジネスパーソンは、どうしても強いストレスに晒されてしまいます。しかし、その原因は意外と、散らかった部屋と机にあるかもしれません。本書では、散らかっているとストレスになる理由を解説すると同時に、散らかっている状態を解決する「余計な物を捨てる方法」を解説します。実は捨てるということは意外と難しいのです。部屋や机が散らかっていて、ストレスがたまっている人には、本書が役立つはずです。
まえがき
本書は、頭の中をすっきり整理したいビジネスパーソンのための本だ。
イマイチ集中できない。いつもより時間がかかる。目標が定まらない。決まった時間に仕事がはじめられない。どうしてもダラダラ残業してしまう。
そういった人は、机や部屋が散らかっている場合が多い。散らかっているから、仕事がやりづらくて効率が落ちる。だから思ったように仕事が進まない。
また、いろいろと余計なものが目に入るから、集中力を削がれる。考えがまとまらない。さらには、モノが片付いていないので、必要なときに必要なものが見つからない。ハサミがないとか、あの書類がないとか、探す時間ができてしまう。探しているうちに本来の作業を忘れてしまう。
本書は、そういった問題の解決方法を提案したい。
どういった解決方法かと言えば、それは物を捨てることだ。
とにかく、少しでもいらないものは捨てる。多少いるものでも捨てる。邪魔になりそうな物は買わない。
本書では、まず散らかっていることの害を説明する。
そのあとに、物の捨て方を説明する。
意外と捨てるのは難しいことなのだ。本気でやらないと、物は減らない。… 以上まえがきより抜粋