起業の落とし穴第三弾です。アイデアを盗む意外な人や、不健康と酒という典型的な落とし穴。また一緒にがんばるはずの仲間や家族も落とし穴になる可能性があります。極めつけは物件での失敗。起業はリスクの高いものです。せめて知識だけでも先につけておきましょう。
まえがき
本書は起業の失敗要素を紹介してきた「起業の落とし穴」の3巻だ。起業にはたくさんの落とし穴がある。すべての穴を避けるのは難しいし、穴はビジネスの数だけある。
ただ、それでも、予備知識があれば結果はまったく違ったものになるだろう。
落とし穴に落ちたあと、あいつが悪い、こいつが悪いと人のせいにしても後の祭りだ。結局は事前に予測、準備ができなかった自分の責任だ。サラリーマン時代と違って、「またがんばればいいさ」と慰めて守ってくれる上司はもういない。
本書では、ビジネスアイデアの盗用から、経営者の健康状況、人間関係のトラブルに関しても紹介している。
どれも、至る所で聞く失敗理由でありながら、多くの人が繰り返すことだ。
起業家を目指す方、起業を予定している方には、有効な予習となるだろう。
どうせ起業は、裸一貫、己の身を危険に晒しながらはじめるのだ。せめて、多少の知識は持っておきたい。… 以上まえがきより抜粋