あらすじ水茶屋の女と湯治に行ったという信三郎の不在中、母・香澄がならず者に襲われる。母を放って女に現を抜かす信三郎に呆れた逸馬だが、実は南町奉行所の詮議間違いを探索するための方便だったと知り、共に真相解明に乗り出す。紙漉職人・染吉の罪は晴れるのか。核心に迫る逸馬に横槍が入る。シリーズ第7弾!(講談社文庫)