あらすじ伊那丸を護る人々。軍師の民部を別にすれば、鉄杖の忍剣、剣の木隠、槍の巽、弓の山県が四天王。いずれ劣らぬ一騎当千の猛者。さらに、一管の笛で胡蝶の陣を指揮する咲耶子。これらの勇士に愛されるのが、鞍馬の竹童。果心居士の弟子、だが幻術は初手。彼と仲の悪いのが、泣き虫の蛾次郎。鼻かけ卜斎の弟子、ぐうたらだが、石投げは天才。二人は鷲を争い、互いの技を競う。