あらすじ甲越決戦! 武田と上杉の角逐は際限がない。その隙を縫うようにして、西では織田信長がみるみる抬頭した。天下は信長の掌中に落ちる可能性大である。その情勢に業をにやしたか、武田信玄は大規模な西上戦を開始したが、途次、あえなく他界する。宿敵を失った謙信は自ら平天下の西上を決意するが……。<全三冊>