あらすじ歴史上の人物を語っては当代一の著者の史談・史論・随筆集――調査の精緻、論理の正確明晰に加えて、読み物としての面白さ、小説的描写を以て、歴史を彩った人物と時代背景に焦点をあてる。下巻には、「かくれ門徒の話」「倭寇物語」「平将門」「武将雑感」ほか、室町・南北朝・鎌倉・平安期の傑作22篇を収める。