テキサスの恋 35 ヨーク家の物語
「君は、まるで妖精だった……」
18歳の夜に知った、初恋の甘いキス。幼いときから姉に振りまわされてきたアイヴィは、
亡き父の遺産も姉に奪われ、困窮していた。
そんな彼女の心の拠りどころは、親友のメリー。
ある日メリーが兄と住む家に泊まったアイヴィは、
真夜中のバスルームで、スチュアートと鉢合わせてしまう。
アイヴィは彼が苦手だった。そばにいると胸が苦しくなるから。
彼はアイヴィが姉と同じく奔放で遊び好きだと思いこみ、
辛辣な態度で接してくるのだが、なぜかその夜は違った。
不可解なまなざしでアイヴィを見つめ、突然、キスをしたのだ。
*本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。