あらすじ小説家としての人生を私はついに手に入れた! 取材で海外に行った。映画の原作になった。高額納税者にもなった。パリに行った。自分の作品の映画も出来た。そして、ガッポリ税金も納めた……。このエッセイは、無名の物書きが小説家になるまでのサクセス・レポートとして読んでほしい。さあ、泣いて笑って、みんなでサクセスしよう! 不滅の痛快エッセイ、とりあえずの最終巻!(講談社文庫)