マロリーは朝、モーテルのベッドで目覚め、隣に裸の男性が眠っていることに驚いた。結婚式を前にして婚約者のウィンストンを愛していないと気づき、数日前、ひとりになりたくてサンフランシスコを逃げだした。昨夜、リノのバーでシャンペンを飲んだのは覚えているけれど……。隣に眠るカウボーイのセクシーな体に目を奪われながらも、ことの重大さに気づいてマロリーは部屋を飛びだした。だが自分の宿泊先に戻ったとたん、ウィンストンに腕をつかまれる。ここまで追いかけてくるなんて!腕を振り払おうともがくマロリーは、別の男性の声に思わず振り向いた。「彼女は昨夜、ぼくと結婚したんだ」■出会ったその日に、リードと結婚するはめになってしまったマロリー。二人は本当の愛を得られるのでしょうか?