あらすじ亡き父と時の老中・安藤信睦とのあいだに確執があったことを知った凛九郎は、さくらとともに安藤の屋敷にもぐりこみ、若君の警護の仕事を得る。隠された父の“もうひとつの顔”を探るため、安藤との面会の機会を待つ凛九郎だったが、一方で、八木道場の千穂と、幼なじみのおゆきのその後も気になるのだった。おしよせる時代の波。凛九郎は、それを切りひらけるか? 青春時代小説シリーズ、第2弾!