あらすじ剣術道場・柳花館の師範代である高森弦十郎は数人の武士に痛めつけられている医師主従を救った。奥州から蘭学を学ぶため江戸へ出てきたというその男を、弦十郎は蘭方医でもある福井藩の俊英・橋本左内に引き合わせる。だが、その頃左内には、藩内の守旧派が放った暗殺者の影が迫っていた――。