あらすじ夢に見た女性と出逢う。彼女は運命の人なのか。「昨日の夜中、あなたのことを夢に見たんです」。修学旅行先の京都で出逢った東京の女子高生・岡本由美は、山神大地の“運命の人”なのか。先輩のお母さん、奈津江は離婚を考えはじめた。同級生・淳子は大人の女の体になった。そして、由美と修善寺で再会する。大地はいま、旅の分岐点に――。(講談社文庫)