あらすじバーで独り飲んでいた馬九郎(ばくろう)こと風祭九郎の耳に飛び込んできた噂――“虚無僧寺”という凄いサロンがあるらしい。何が凄いかは、行って見なければ分からないので……!?(「笛吹けど 踊らず……」) 数億という大金をバッグにぶち込み、欲に塗れた俗世間を「馬」が颯爽と今日もゆく! ――作者自らが、「できれば続編を描いてみたい一本」と語った70年代風俗を描いた異色の力作。全11編収録、堂々の完結巻!!