あらすじ□(シカク:詩歌句)街。そこは近代日本ぽくも幻想の、詩人たちが住まう架空の街。そこには萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星、高村光太郎らの作品からイメージされたキャラクターたちが、創作者としての業と人間としての幸せに人生を引き裂かれながら詩作に邁進する。実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象をキャラクターとして創作された、詩人たちと近代日本の業と罪と狂気の物語。
はりまま通報5.0詩人たちの詩をもとにしているからか(小説家や歌人も出ていますが)、この漫画自体がひとつの詩のような、ひとつの絵のような、通して読んで初めて全貌が分かる物語に思えました。やるせないお話も多いですが、それでも一読の価値はあると思います。とてもとても素晴らしい、素敵な漫画でした。個人的に最終話は読む度泣きます。2019/09/23いいね
バナナさん通報4.0試しに読んでみてください(^-^)ちょっと理解不能な描写というか表現はありますが、何となく、クスッと笑えます。決して明るいわけではなくて、病んでいる詩人の世界そのものを味わった気分になれるといいますか。本物では中原中也が好きですが(詩が。)、この漫画では主人公である朔くんが好きなので、結構楽しいです。2017/03/22いいね