あらすじ血のような赤味を帯びて美しく咲き誇る「血吸い桜」。凶気の医師「鬼方桜柳(きがたおうりゅう)」によるかつての猟奇殺人。その舞台である夜桜亭に訪れたハジメと美雪(みゆき)の前で、花見客の一人、斧田鏡一郎(おのだきょういちろう)が胸に桜の枝を突き立てられ、殺害される。繰り返される凶行は、悪魔の医師の仕業なのか、それとも──。「吸血桜殺人事件」完結!!