ゆったりしたスピード感が心地好い
最初のうち律の完璧さがやけに鼻についたりもしたんだけど、だんだん穏やかで整った雰囲気に飲み込まれるのが心地好くなった。
三兄妹が音楽に関連する名前になっているのだけれど、たぶんそのメロディはひなたが似合うようなゆっくりした曲調だろう。
読んでて爆笑!!!って作品では無いんだけど、身を委ねてリラックスできる感じ。
斉木とカレー屋の跡継ぎの絡み辺りでちょっとハラハラしたけど、ちゃんとマイナス方面にならない安心の展開(そしてかなりジワる)のも良かった。
続きを読みたい。