師走に入ったある日、田村の友人・久井が開業したビストロ居酒屋「くい」に大口の予約話が舞い込んだ。
ところがそれは、会社の忘年会の幹事として店を絞り込めずに困っていた若手会社員・野尾が”キープ目的”で入れた予約だった。
その後、忘年会の会場は別の店に決まったものの、部署内のお局がゴネたため、ギリギリまで「くい」の予約を保留し、前日にでもキャンセルすればいいだろうと考えた野尾。しかし、年の瀬の業務に追われ連絡を失念したまま、忘年会当日を迎えてしまう。
そんな事情はつゆ知らず、久井はお客をもてなすためにせっせと準備を進めるが…。
おもてなしを踏みにじる身勝手な行為に怒り心頭!
田村が旧知の友を救済するため奔走する!無断キャンセル編!!