あらすじナッキーがナッキーでいるために越えなければならない壁。かつて教師と生徒だったころ、ナッキーがトビオの背中を押したように、今度はトビオが苦しむナッキーの背中を押した。そして、ナッキーが取り出したのは、沖田(おきた)君の形見のカラビナ。過去の自分と、いまの自分と、必死に向き合う彼女が取った行動は――。