大手メディアが注目する老境の生きる指針。
「なぜ100歳を過ぎても元気なのか」
と、よく尋ねられます。
きっと「人の目」を気にしないことがいいのね。
眠くなったら「からだがノーって言ってる」とさっさと寝てしまうのがわたし。
相手にも頼りたくないし、求めない。
食べたいものを食べ、やりたいことをやる。
からだと心の自然に任せた生活で、人の言うことは聞きません(たまに医者の言うことも無視します)。
「老いては『子』に従え」と言いますが、「老いては『個』に従え」ではないかと。
わたしという「個」、わたしの「心とからだ」の声に従って生きてきたからこそ、年齢を重ねても、いつまでも幸せに生きられています。
(「はじめに」より)
現役ピアニストとして活躍し、ひとり暮らしの日々を満喫するマヤコさんの周囲では、なぜか笑いが途絶えません。
100歳を過ぎても、自分らしく、心豊かに暮らす「マヤコ語録」から元気と勇気が伝播するからです。
・面倒なことは聞こえないふり
・シワやシミは「わが同士」
・年齢を理由に我慢しない
・遠くの親戚より近くの他人
……
読むほどに長生きしたくなる、笑いと共感に満ち、ちょっぴり感動の愉快爽快エッセイ!