「生きることは、食べること。
食べることは、生きること。
だからこそ、無理なく続けられるよう簡単に
けれども、よりおいしくなるよう工夫して」
シニアレシピや電子レンジ調理など、
500冊以上の料理本を手掛けてきた村上祥子さんが、
「遺言」として伝えたかったことは、
いたって簡潔。
だしは簡単な「1分だし」でOK。
エビチリもさばみそも、ラクしてレンチンで作ればいい。
難しいことをしなくても、
味わい深くヘルシーな料理は作れます!
この本では、料理人生50年を歩んできた村上祥子さんが、
いつか『村上食堂』を開くためにと
書き溜めたレシピの中から、75品を厳選。
「本当に遺したい」ベストレシピを1冊にまとめました。
昭和・平成・令和と時代を越え、
村上祥子さんが家族や身近な人たちに作り続けた料理。
それはルーツをたどれば
「1970年代の日本の食卓」がベースであり、
これからの「人生100年時代」を生きるための
土台となるもの。
ほっこり懐かしく、素朴でシンプル。
自分と家族の健康を考えるすべての人に作ってほしい、
ムラカミ流の遺言レシピです。
<もくじ>
第1章 昭和、平成、令和 作り続けてきたムラカミ流おかず
…ふわふわ肉だんご/さばのナゲット/油揚げのほたほた煮など
第2章 ハイカラだった母の洋食
…スコッチエッグ/オムライス/ビーフシチューなど
第3章 研究を重ねて五十年。電子レンジ料理
…えびのチリソース/いわしのしょうが煮/しめじのクリーム煮など
第4章 ハレとケのご飯と汁もの
…ちらしずし/あさりの汁かけご飯/いわしのつみれ汁など
コラム
…健康のヒケツは食習慣/私と食の思い出など