60代からこそ楽しめる、自由で、自分らしい暮らし方
長寿社会になって、年金支給も65歳からが標準とはいえ、
60歳といえば還暦。人生の節目です。
子育てがひと段落したり、定年を迎えて退職金をもらったり……。
人生の重荷から解かれて、少し気楽になっていい年代です。
働きたい人は働いていいし、好きなことはもっと打ち込んでもいい。
新しい何かを見つけてチャレンジするのもいい。
必要以上に周りに気を使う必要もないし、ムリをする必要もない。
心と時間にゆとりができて、ある程度、健康であれば、
より自由に人生を楽しめるはずです。
本書では自分らしく人生を謳歌している
7人のライフスタイルをご紹介しています。
自分の“好き”に正直に、やりたいことに邁進する人。
暮らしを小さく整えて、好きなものに囲まれて暮らす人。
老後の安心のための節約を楽しむ人や、後続の育成に力を注ぐ人。
また、2拠点暮らしを極める人や、田舎暮らしで自分の世界を築く人。
価値観は人それぞれ、人生もいろいろです。
60代からの主役は自分自身。
自分の心に素直に、シンプルに、穏やかに、
自分らしい暮らしを楽しむヒントを見つけてください。
<本書に登場する7人の方々>
フリースクールで「食」の楽しさを伝える
寺本りえ子さん(60歳)フードディレクター・料理研究家
パリ生活32年。小さな幸せをいとおしむ
山根恵理子さん(60歳)食品輸入会社勤務
わがままにセンスよく生きる
高山美奈さん(62歳)コスメブランド勤務
2つの仕事と、パリ・東京2拠点暮らし
松本ブシェ百合子さん(62歳)翻訳者・レストランマダム
月12万円の節約をエンターテインメントに
ショコラさん(65歳)パートタイマー
体をいたわる自然食で50年間病気知らず
オオニシ恭子さん(80歳)薬膳料理研究家
富士の麓で思う存分ガーデニングを究める
長塚範子さん(80歳)ガーデナー