掃除に洗濯、食事の支度。
毎日、必ず繰り返さなければいけない家事をもし、やらなくてもよくなったら…。
ばんざ~い、と身軽になって、なんでも好きなことができるようになるかもしれません。
でも、もしかしたら、そんな毎日はちょっとつまらないかも?
今回、いろいろな方に「いつもの家事」を教えていただきました。
うまく日々を回している人はみんな「自分だけの家事」を持っていました。
毎日のことだからこそ、どこかの誰かの真似では、続けることができません。
まずは、当たり前に繰り返している家事へ意識を向けることから始めてみませんか?
これって本当にやらなくちゃいけないこと? この順番じゃなくてもよくない?
そして、顔を洗ったついでに、洗面所を洗ってみたら…。
たったそれだけで、ピカピカになった洗面ボウルが、新しい一日を運んできてくれるはず。
家事のしくみを整えることは、自分の手で、今日からできる人生の変え方のような気がします。
【目次】
第1章|「こんな私にできること」を探す
・chizuさん(スタイリスト)/隅っこ、端っこがきれいならすべてきれい
・Emiさん(「OURHOME」主宰)/苦手と向き合うシステムをつくる
・ぴょこぴょこぴさん(インスタグラマー)/考えないで家事をする
・ハギヤマジュンコさん(整理収納アドバイザー)/面倒くさい日には
焼き鳥のたれでチャッチャと味つけ
第2章|わが家の「おいしい」は自分で決めていい
・馬田草織さん(ポルトガル料理研究家)/自分が好きな味をストックしておく
・麻生要一郎さん(料理家)/「誰のため?」を忘れない
・ワタナベマキさん(料理家)/循環をつくる
・石川博子さん(「ファーマーズテーブル」店主)/夕飯は夫が作ったラーメンで
第3章|家事に正解なんてない
・飛田和緒さん(料理家)/「できるとき」に「できるだけ」する
・鈴木美帆子さん(「コンマリメディアジャパン」コミュニティディレクター)/
家事よりも「なりたい自分」を優先する
・山崎宏さん、端弥さん(「お米農家 やまざき」主宰)/夫を育てるには、失敗とユーモアが大事
・沢野ひとしさん(イラストレーター)/毎朝10分間片づける
・洗濯ブラザーズに教えてもらいました/その洗濯、あってますか?
吉本ばななさん特別寄稿|ばななさんにとって「家事」って何ですか?
海外の家事事情 アメリカ・ポートランド編/イギリス編