あらすじ若き日に父を裏切った報(むく)いか――。新妻の不倫、そして懐妊。光源氏(ひかるげんじ)と女三(おんなさん)の宮(みや)の結婚は、形だけにすぎなかった。恋の喜びも知らぬままに過ごす女三の宮だったが、ひとりの青年と密通してしまう。しかしその不倫の代償は、若者たちにはあまりに大きいものだった……。
リンゴさん通報5.0繊細で美しい本当に綺麗な絵です。繊細で美しい。光源氏そのものです。たくさんの女性も特徴がよく書き分けられていて、古文の勉強になりそうな?装いも建具も細かいところまで素晴らしいです。大好きな一冊です。2020/09/20いいね
ブドウさん通報5.0儚い儚い物語ですが、青春時代に読めば、現実の儚いものに惑わされずに済んだような気がします。皆の顔が似ていて、分かりにくい点がありました。でも、奥ゆかしさと儚さと人の心を表現が分かりやすく、オリジナルに興味が湧きました。歴史や古文への興味付けに良いものだと思います。2013/12/09いいね(2)