カリスマ経営者はどうやって生まれたのか。
2002年に発売されたロボット掃除機『ルンバ』は世界累計販売数3000万台を突破し、その勢いは留まることを知らない。その『ルンバ』をこの世に生み出した男、米アイロボット社のCEOコリン・アングル氏の半生を基にしたビジネス本。
「人の役に立つロボットを作りたい」という子どもの頃からの夢を持ち続け、大学時代に3人で起業したものの、その後数多くの挫折と失敗を繰り返す日々。そこから持ち前の「共創力」を発揮して大企業と、社員と、関連企業との共感を得ながら、共通善の実現を目指して大成功を収めていくまでのストーリーと、未来に向かってのロボット構想、エンジニア育成への夢を描く。
今後のビジネスパーソンになくてはならない「共創力」の培い方と考え方、使い方をも指南する1冊。(2020年10月発行作品)
Index
【共創力の芽生え】メカ好きの少年と素質を伸ばした両親
【共創力の広がり】ハイスクールからMITへ
【共創力の進展】アイロボットの設立と試練の時
【共創力の深まり】ルンバの誕生とビジネスの確立
【共創力の躍進】日本進出のつまずきと成功
【共創力のその先】アイロボット2.0と社会貢献