本書は、アフリカを想い、子どもたちの明るい未来を願い続けてきたMISIAだからこそ
紡ぐことができたアフリカのハートを伝える物語です。
「少しでもアフリカを身近に感じでほしい。
データや歴史で語れるアフリカではなく、リアルなアフリカを知ってほしい」
との願いから、主人公が旅する場所はすべて、MISIAが実際に訪れた国。
世界を知ることは、大切なものに気づき、守っていくことに、きっとつながっていきます。
あなたもぜひ、本書の主人公といっしょにアフリカ大陸を旅して、
人と人がつながり、心と心がつながる幸せを体験してください。
作画は、新進気鋭の画家、大宮エリー。
〈あらすじ〉
ある日、ライオンの女の子・レオナは友だちのペリカン・ムワリに打ち明けました。
「わたしもムワリみたいにアフリカを旅したい!」
すぐにでかければ、その日の夕方には帰ってこられると思ったのです。けれど…
「ムリだよ! アフリカはとーっても広いんだ。国も50以上もあるんだよ!」
と、ムワリが言うから、レオナはびっくり。
そこでレオナとムワリは作戦会議をして、3日後の夜明けに出発することに決めました。
こうして、レオナとムワリは、冒険の旅にでます。
旅先では、バオバブの長老に会い、土地に伝わる音楽を聴き、文字を学ぶ大切さや命の尊さを知り──。
旅から戻ったレオナが、家族に伝えたことは…?
●特別付録 アフリカ54か国紹介&MAP