命に関わる、介護が必要な怖い病気にかかっても、事前の備えがあればあわてない!
高齢化に伴い、患者数が増加している「認知症」「がん」「心臓病」。
ある日突然、自分自身や家族がこれらの病気と診断されたら、衝撃を受け、不安にさいなまれることでしょう。
病気という現実に、早く「適応」するためには、正しい病気の知識と適切な対応策を知っておくことが大事です。
本書は、専門医をはじめ、介護の専門家やソーシャルワーカー、実際に病気に悩む患者さんや家族にお話を聞き、
病気と向き合い、克服するための具体的な“知恵”を数多く紹介しています。
患者さんが直面する問題や、それを克服していく日々は大きな気づきになり、必ず勇気をもらえるはずです。
病気になったとき、いかに自分に最適な医療環境を整え、後悔しない治療を選択できるか――。
これから高齢期をむかえる方々に、大きなヒントとなる一冊です。
【内容】
〈スペシャルインタビュー〉病気になっても、焦らず、あわてず、諦めず/三浦雄一郎さん
■PART1■
「認知症」と生きる 患者と家族の知恵
認知症といわれたら…
認知症の最新予防と治療
〈患者さんインタビュー〉希望をもっていいひと時、いい一日、いい人生を/藤田和子さん
〈介護者インタビュー〉利用できるものは利用し、自宅で介護を続けたい/平田樹彦さん
〈介護のプロに聞く〉認知症の人も家族も人生を楽しむために、介護はプロに任せて!/和田行男さん
●編集部企画●「認知症ケア」で大切にしたい8つのこと
■PART2■「がん」と生きる 患者と家族の知恵
がんといわれたら…
がんの最新予防と治療
〈専門家インタビュー〉闘病中の決断は急いで出さないで!/坂本はと恵さん
〈患者さんインタビュー〉体重増加を目標に、おいしいものを探す日々/内布恵美子さん
●編集部企画●こんなときどうする? 医療費の不安を解消!
■PART3■「心臓病」と生きる 患者と家族の知恵
心臓病といわれたら…
心筋梗塞・狭心症の最新予防と治療
〈心臓病専門医に聞く〉「やめる」のはむずかしい。何かを“プラス”して生活を改善/井上信孝先生
〈患者さんインタビュー〉「一円貯金」の感覚で体調管理はこつこつと/西聖一さん
〈患者さんインタビュー〉医師や妻と納得いくまで相談し、選択/安藤正美さん
●編集部企画●「心臓リハビリ」で元気を取り戻す