あらすじ島耕作が所属する販売助成部で制作している、初芝のキャンペーン宣伝物が盗まれた。島は、初芝が使っている市場調査会社の人間が二重スパイなのではないかとにらむ。直接ただした島に、「もっと器用に生きろよ」と開き直る相手。島は直属ではないが面識のある中澤課長に悩みを打ち明けた――。尊敬できる先輩、同僚のしたたかな女、やっかいな取引先の上司……。さまざまな人々との関わりのなかで、島は自分の歩む道を模索する。