昭和の芸能事件が蘇る骨太ノンフィクション。
「掴んだ“事実”は全部出す」「徹底的に追い詰める」そんな文春砲の手法に最近では批判の声も少なくないが、有名人のスキャンダルへの読者の関心は相変わらず高い。それでは写真週刊誌、女性週刊誌が全盛だった時代、当時の編集者や記者は何をどう取材し、どう伝えてきたのか。ネタ取り、裏取り、張り込み、ネゴ、あつれき…熾烈な取材活動の中で、彼らはたったひとつの“掟”を守りながら数々のスクープを飛ばしていった。女性セブン創刊55周年のいま、その真実をすべて明かす。
●沖雅也 涅槃にて
●百恵さんの大勝負
●ショーケンと墓標
●聖子という空前絶後
●大西結花と失踪社長
●堀江しのぶ 死に化粧
(2018年10月発表作品)