介助・介護が必要となる原因のなかでも、上位を占めるのが「認知症」や「脳血管障害」などの脳の病気。
その主要な病気である「アルツハイマー病」「脳卒中」「無症候性脳梗塞・未破裂脳動脈瘤」
「パーキンソン病」などの最新情報を一冊にまとめました。
脳の病気は、発症すると後遺症が残る可能性も高く、家族の負担も大きくなって
自宅での介護が困難となるケースも少なくありません。
早めの対策で、未然に防ぎましょう!
〈主な内容〉
●第1章「アルツハイマー病」改善・予防の最新対策
・【専門家インタビュー1】金沢大学大学院教授 山田正仁先生/早期に対策をして、いつまでも自分らしく
・認知症の第一要因 アルツハイマー病とは
・アルツハイマー病はなぜ起こる?
・認知症の前段階「軽度認知障害」に気づく
・不安を感じたら早めに受診 診断のための検査
・適切な薬の使用で進行を遅らせる
・アルツハイマー病を防ぐ生活習慣と運動
●第2章「脳血管障害」改善・予防の最新対策
・【専門家インタビュー2】湘南慶育病院院長 鈴木則宏先生/脳の血管を守り、要介護・認知症を防ぐ
・脳血管障害は要介護になる大きな要因
・脳の血管を守る予防のポイント
・「脳梗塞」のサインを見逃さない
・認知症の要因のひとつ「無症候性脳梗塞」
・くも膜下出血を起こす「未破裂脳動脈瘤」
・脳出血を引き起こす「もやもや病」
●第3章「パーキンソン病」改善・予防の最新対策
・【専門家インタビュー3】京都大学大学院教授 高橋良輔先生/体の変化を見逃さず、運動障害を早めに防ぐ
・運動障害が起こるパーキンソン病とは
・パーキンソン病はなぜ起こる?
・早期発見するための検査と診断
・【パーキンソン病の治療1】薬で良好な状態を保つ
・【パーキンソン病の治療2】手術が検討される場合も
・【パーキンソン病の治療3】リハビリで運動機能を改善
・日常生活で気をつけるポイント
・家族・周囲の患者さんの支え方