あらすじ思春期の紅陽(こうよう)は親が鬱陶(うっとう)しくて仕方がないさかりの高校生。ある日、何気ないことを父親に注意された彼は、感情的になり父が大切にしている焼き物を壊してしまう。そのとき父が不意に見せた表情に紅陽は……!? ――“自分にとって親とは何か”を問う、日常的な非日常を描いたもみじ拓傑作選。