限られた予算のなかでも、個性のある家づくりがしたい。
古い家のもつ雰囲気に、不思議とやすらぎを覚える。より便利な場所に家をもちたい。
そんな人にとって、リノベーションほど
夢や楽しみのある家づくりができる手段はありません。
戸建てをリノベーションするなら同じ広さの土地で新築するより
広い間取りが実現しやすいし、天井板をはずして出てきた太い梁や
小さな丸ノブや小窓のついたドアなど今の家にはない意匠を生かすこともできるから
費用を抑えつつも、本物のヴィンテージを使って家づくりすることが可能。
マンションを買うにしても中古マンションを選ぶメリットはたくさん。
より便利な立地の物件を新築より割安で選べるしお仕着せの内装にがまんする必要もありません。
床材や壁の仕上げ、間取りを大胆に変更するにしても購入費用とリノベーション費用を合わせても
新築を買うより費用を抑えられる傾向にあります。
本誌では、戸建てとマンションを合わせて15軒の個性豊かなリノベーション物件を取り上げています。
物件の購入費やリノベーション費用、間取りの変更のポイントがわかる間取り図などを掲載。
また巻末には物件選びの注意点や施工会社を選ぶ際のポイントなど
リノベーションをするための基礎知識もまとめていますのでぜひ、参考にしてください。
【目次】
SECTION 01|古い建物が好きな人がつくった味だしヴィンテージハウス
case 01|築55年の実家の納屋をフランスの田舎家風に
case 02|築87年の歯科医院を昭和レトロな洋館に
case 03|築36年の小さめの平屋を昔の小学校みたいな家に
case 04|築36年の高台に立つ家を味のあるヴィンテージハウスに
case 05|築37年の建築家が建てた家をレトロな建具や家具が映える家に
SECTION 02|中古マンションをリノベしてスタイルのある暮らしを
case 01|築36年4LDKマンションをヴィンテージと緑の映える家に
case 02|築31年4LDKマンションを木のぬくもりあふれるカフェ空間に
case 03|築20年3LDKマンションを本棚のある可愛いカフェ風に
case 04|築20年3LDKマンションをシンプルでビターフレンチな家に
case 05|築33年3LDKマンションを名作の似合う家に
SECTION 03|みんなが選んだ古い家のリノベーションに似合う建材・設備・家具・照明
COLUMN|リノベーションを成功させるために知っておきたい基礎知識