あらすじ変わりゆく歴史が、角松と梅津に牙(きば)をむく。――“草加(くさか)の原爆”を巡り、陸軍と海軍が動き出した。緊迫する夜の南京(ナンキン)で、自らが生きた時代への誇りを懸(か)け、梅津はウラン235を葬らんとするが……!? 一方、角松の乗る伊-152号を発見したのは、“潜水艦の狩人(かりうど)”立石が率いる駆逐艦(くちくかん)だった! 日本軍とは名乗れない伊号。一対一の死闘が、幕を開ける――!!