あらすじ国がぼくらの土地を奪うというのは……、こういうことだったんだ――! 「ぼくの村」の村人たちは、国が持ち出した強制収用という強権に屈することなく、いくつもの砦や地下壕を築き、抵抗を続けていた。だが、ぼくらの手にあるのは火炎ビンと石ころだけ。そこに国は容赦なく襲い掛かってくる!! ついには、一本の松の木だけになってしまい……。この長い闘いがもたらしたものとは、いったい!? 感動の問題作、ここに完結!!