「美しい所作」を手に入れることは、生涯衰えることのない「一生ものの美しさ」を手に入れること。
所作とは一緒にいる相手を思いやるためにあるもの。ちょっとした気遣いがあなたの人生を変えます。
綺麗な身のこなし、言葉遣い、気配り……洗練された所作は、その人の品格を高めます。
いつから始めても遅くはありません。取り入れやすい所作から少しづつ。
老舗京菓匠の女将が日々の接客、生活の中から学んだ、仕事、恋愛、人づきあいに役立つ
愛される「ふるまい」の極意を伝授します。
【内容】
〈1章〉所作があなたの品格を磨く
・所作の美しい人は、誰からもモテる
・所作は80点のあなたを、120点に格上げしてくれる
・美しい所作はパートナーの評価まで上げる!?
・条件で選ばない。それは、人生の所作
〈2章〉美しい人をつくる立ち居振る舞い
・美しい所作を強烈に印象づけるのは、お辞儀
・「歩く」「座る」日常の所作を美しく
・両手で渡す。「そのひと手間」が所作美人をつくる
・元通り美人になろう
〈3章〉 美しい言霊を意識する
・挨拶は、どんな人にも自分からしよう
・言葉選びも所作のうち 言霊美人を目指そう
・気持ちをほっこりさせる。それが褒め上手!
・謝るときは、心から。おわび上手になろう
〈4章〉食に人となりがあらわれる
・心地よい時間を過ごすための会食の心得
・食事は、残さない。「もったいない」を大切に
・お菓子を出すとき、出されたときの所作
・抹茶のいただき方は、意外に簡単!
〈5章〉愛されるひとづきあいの所作
・訪問時の所作と手土産のタイミング
・普段使いするには、高いもの。それが贈り物に喜ばれる
・出し惜しみするケチは愛されない
・いいお客様になろう
[京の小話]
・京都のお見送り文化
・京都人同志の阿吽の呼吸
・京都にお菓子屋さんはない!?
・京都の人気和菓子屋ほど、時代の変化に敏感に対応している