あらすじそれが恋だと気づいたのは雪降る卒業式の日。相沢恒樹は担当の三ノ宮先生に懐いていた。先生の側にただいられるだけで心地良かった高校生活は終わり、気持ちを告げることなく恒樹は東京の大学へ進学する。2年後、成人式に出席するために帰省した恒樹は、あの日と同じ雪降る会場で、三ノ宮先生と再会する。「この想いはきっと一生胸にしまって 墓まで持っていく」切ない決心をする恒樹だったが……。表題作の他に4本の短編と描き下ろしを収録した、ハートウォーミングな作品集!