子どものときはしっかり子どもをしよう!
“世界でもっとも楽しい幼稚園”ともいわれる幼稚園が、東京・立川にあります。
その名は「ふじようちえん」。
ドーナツ型の不思議な園舎。
子どもたちはその屋根の上で歓声を上げながらぐるぐるかけまわります。
園長先生の想いを整理し、ディレクションしたのはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さん。
園舎のデザインを手がけたのは手塚貴晴さんと手塚由比さんです。
この手塚さんが海外のプレゼンテーションイベント「TEDトーク」で、この園を紹介したところ、世界中から視察が連日殺到。世界的にその名が知られたのです。
園長先生の加藤積一さんはとてもユニーク。
「子どもは自らを育てる力をもっている」というモンテッソーリ教育をベースに、自由な環境の中、自ら選び自ら行動する子どもになってもらいたいと日々奮闘しています。
「子どもは自分のできる限界を知っている」
「雑音の中での集中力こそが一生使える集中力」
「子どものときしっかり子どもをすると、しっかりした大人になる」…
園長先生の金言とともに、園長先生しか知らない「ふじようちえんのひみつ」を紐解きます。
【ご注意】※この作品は一部カラーのページを含みます。