あらすじ絹見真一(まさみ・しんいち)を、折笠征人(おりかさ・ゆきと)を、フリッツ・S・エブナーを、パウラ・A・エブナーを、田口徳太郎(たぐち・とくたろう)を、総勢五十三名を乗せて潜水艦「伊507」は最後の戦いの地、テニアン島へと向かう。待ち受けるは、精鋭米艦隊。誰にも知られる事のない、だが、日本の未来を左右する、激戦が始まろうとしていた。――この世界の戦いをあまねく鎮めるために戦った少女の物語、ついに大団円。